この夏に移籍を希望していたものの、マンチェスター・ユナイテッドに残留したクリスティアーノ・ロナウド。
20日のトッテナム戦で交代出場を拒否したとされた彼は週末に行われるチェルシー戦のメンバーから除外された。
エリック・テンハフ監督は、ロナウドの交代出場を拒否したことを認めつつ、こう話している。
「私は監督であり、ここでのトップスポーツカルチャーにおける責任がある。
基準や価値観を設定し、彼らをコントロールしなければいけない。我々はチームであり、チームには価値観や基準がある。
(シーズン前最後の試合だった)ラージョ戦で彼に伝えた。(試合終了前にスタジアムを去ったことは)容認できないと。彼だけではなかったが、今度やったらある結果を招くとも。
シーズン序盤に警告を送っていた。次はある帰結に至らなければいけない。
サッカーはチームスポーツであり、一定の基準を順守しなければならない。そして、私はそれをコントロールしなければいけない」
ロナウドが試合中にスタジアムを後にするのはこれが2度目。テンハフ監督は1回目の際に警告していたそうで、2度目となったことでチームから外す処分を下すことになったようだ。
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ただ、指揮官は「(それでも彼は)重要な選手。クリスティアーノと私で話す」とも述べており、ロナウドは週明けにはチームに復帰する見込み。