「無敵艦隊」と呼ばれたスペイン代表。この20年間で世界の強豪に成長し、戦術面でもサッカー界のトップを走っている。

今回は『Sportsmob』から「スペイン代表のワールドカップにおける最高の瞬間」をご紹介しよう。

1934年の「初出場」ワールドカップ

スペインが初めて参加したワールドカップは、第2回イタリア大会だった。第1回大会はウルグアイで行われたが、スペインはその旅程が難しいとして出場を断念していたのだ。

歴史上初めて行われた予選でポルトガルを破り本大会に進んだスペインは、トーナメントの1回戦(当時はまだグループステージがなかった)でなんとブラジル代表を3-1と撃破。これは同国にとってワールドカップでの初めての大きな瞬間であり、そして今も語り継がれる最高の勝利でもあった。

準々決勝ではホスト国のイタリアを相手に1-1とドローになり、再試合ではジュゼッペ・メアッツァのゴールで0-1と敗北。最終的にはベスト8で大会を去ったが、非常に高い評価を得た。