スペイン代表DFジェラール・ピケは、自身のSNSで「今週末がバルセロナでの最後の試合になる」と発表した。
Culers, us he de dir una cosa. pic.twitter.com/k3V919pm1T
— Gerard Piqué (@3gerardpique) November 3, 2022
バルセロナは今週末にカンプ・ノウでアルメリアと対戦する予定となっている。ピケはこの試合を最後にチームを離れ、現役を引退するという。
ジェラール・ピケ
「クレ(バルセロナファン)のみんな、ジェラールだ。ここ数週間、数ヶ月、たくさんの人々が僕について話していたね。
今まで僕は何も言わなかった。でも今は、自分のことを話そうと思う。
多くのみんなと同じように、僕も常にバルセロナのファンだ。サッカーを愛するバルセロナファンの家族で生まれた。小さな頃から、サッカー選手になりたいというよりも、バルセロナの選手になりたかった。
子供の頃の僕に、『その夢はすべて叶う』と誰かが言っていたら、どう思っただろうか。
バルセロナのトップチームでプレーできること、可能な限り全てのトロフィーを獲得できること、ヨーロッパの王者に、世界の王者になれること。史上最高の選手たちと一緒にプレーすること。バルセロナのキャプテンの一人になること。一生の友人を作れること。
バルセロナに加入して25年がたった。僕は一度去り、そして戻ってきた。
サッカーは全てを与えてくれた。バルセロナはすべてを与えてくれた。クレのみんなが僕に全てを与えてくれた。
そしてあの子供の頃の夢が全て叶ったいま、僕はこの旅を終わらせるときであると決めた。それをお伝えしたいと思う。
僕は常に、バルセロナに並び立つクラブは存在しないと言ってきた。そして、それはこれからもそうだ。土曜日の試合がカンプ・ノウでのラストになる。
僕はこれからもファンであり続ける。チームをサポートし続ける。バルセロナへの愛を子どもたちにも伝えていく。僕の家族がそうしたようにね。
そして、みんなが知っている通り、遅かれ早かれ僕はもどってくるよ。またカンプ・ノウで会おう。バルセロナとともに、いつも」
バルセロナの下部組織で育ったピケは、一度マンチェスター・ユナイテッドへと移籍したあと復帰し、それからずっとバルセロナでプレーしてきた。
スペイン代表でも102capを獲得し、ワールドカップやEUROの優勝に大きく貢献したレジェンドであるが、今季はわずか5試合の出場に留まっていた。
この発表はおそらく現役を引退するという意味ではないかと伝えられているが、全体的には明確にスパイクを脱ぐという内容ではないようにも見える。