ワールドカップ期間となったため、各国のトップリーグは中断期間に入ったが、下部リーグの戦いは続いている。

そうしたなか、イングランドで衝撃の事件があった。それが起きたのは、7部同士の対戦となったFAトロフィーのウォリントン・タウン対ギーズリー戦。

後半15分にウォリントンのGKトニー・トンプソンが退場を宣告された。

クラブによれば、彼がゴール付近に置いていたボトルにアウェイファンが放尿したそうで、それに気づいたトンプソンが噴射する反撃をしたところ、退場を宣告されてしまったとか。

試合後、トンプソンは「今日は試合への愛想が尽きたね。何度も名前を呼ばれてきたが、誰が俺のボトルに小便をした。それを飲んでしまったのに、選手だから反撃は許されないと言われるのはとんでもない話だ。その人物は自分と家族の健康を危険に晒した。気色が悪い」と怒りのツイート。

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『Warrington Guardian』によれば、選手とゴール裏のファンとの対立で試合がかなり中断されたそうで、その後にトンプソンは退場、ファンにも退席が宣告されたそう。

ウォリントンの監督は「こんなことには金輪際、関わらないはずだ。相手スタッフは謝罪したが、胸糞が悪い。人生であってはならないことだ。あの後に審判は完全にコントロールを失った。誰かがボトルに小便をして、それを飲んでしまったら、それを投げ捨てるだろう。ボトルを投げた彼を退場にするのは恥ずべきことだ。こういう大事件が起きると、サッカーについて話すのは難しい。私からすると、選手の幸福が最も大事であり、トニーがされたことは恥辱だ。誰がやったにせよ、恥ずべきであり、サッカーの試合で二度と起きてはならない。審判も常識を持て、(退場は)理解できない」と断罪していた。

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