イングランド・プレミアリーグのチェルシーが新しいセンターバックの獲得に成功しつつあるようだ。
『The Athletic』が伝えたところによれば、チェルシーは今回モナコに所属しているフランス代表DFブノワ・バディアシルの獲得交渉が合意に達したとのこと。
チェルシーは今季チアゴ・シウヴァ、カリドゥ・クリバリ、ウェズレイ・フォファナ、トレヴォー・チャロバーと4名のセンターバックがいるが、左利きの選手を加えることが目標の一つだったという。
もともとはRBライプツィヒのヨシュコ・グヴァルディオルの獲得に動いていたそうだが、今回その代替としてバディアシルとの契約条件についてまとめたとのこと。
ブノワ・バディアシルは21歳になるセンターバック。17歳でモナコのトップチームに定着し、すでにリーグアンで135試合に出場している。
まだ線は細いものの、非常に高い身長と印象的なスピードを備えており、ボール奪取の能力に長けている。フランス代表でも2試合に出場するなど将来が嘱望されているディフェンダーだ。
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記事によれば、モナコが求めていた3500万ポンド(およそ54.9億円)には至らなかったものの、チェルシーは3300万ポンド(およそ51.8億円)を提示。両者がこの金額で合意し、契約までのハードルはほぼ解消されたようだ。
チェルシーの新監督グレアム・ポッターは、即座に3バックに切り替えられるシステムを使用したいと考えており、特に左のセンターバックを探していたという。