ヴィッセル神戸への移籍が噂されていたブラジル人GKウーゴ・ソウザ。
フラメンゴに所属する23歳の彼は2018年に弱冠19歳でブラジル代表に初招集された元逸材だ。当時は、トップチームデビューすらしておらず、U-20チームの所属ながらセレソンに呼ばれたことが話題になった。2メートル近い長身ながら、速さとテクニックも備えており、チッチ監督もブラジルのレジェンドであるタファレウのような資質があると評価していたほど。
ただ、チームで控えになったことで、フラメンゴの移籍可能リストに載り、Jリーグ移籍が決まりかけた。
『Globo』によれば、フラメンゴとヴィッセルは彼の移籍に合意しており、本人も3年契約を受け入れていたそう。だが、翌日にサインするはずだった日本への移籍を、個人的な問題と家族の事情で急遽撤回したという。
そうしたなか、『Record』は、ベンフィカがウーゴ・ソウザの獲得に興味を示しており、移籍金を支払う用意があると報じた。
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ベンフィカはオディセアス・ヴラホディモスが守護神を務めており、すぐに正GKになれる環境ではないはずだが、果たして。