鎌田 大地

鎌田は日本代表入り当初、大迫勇也に代わるFWとしても期待されていた。

ただ自身は「自分の適性は“8番”」と頑として譲らず。さらにチームが最終予選途中に3ボランチへと変更し、トップ下が消滅したことで居場所を失ったかにも思えた。

しかしその後、本大会でドイツ代表、スペイン代表と対戦することが決定。迎えた新シーズンは絶好調で、ドイツ勢、スペイン勢を相手に躍動する鎌田への期待値は日に日に高まった。

そうした中で行われた昨年9月のアメリカ戦、鎌田はトップ下の起用に応えて先制ゴールを決めた。これが決定打となり、当落線上にいた男は本大会にエース格として出場している。