日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルは、ブレントフォードとのプレミアリーグ第23節に1-1で引き分けてしまった。
失点シーンでは相手にオフサイドがあったが、VAR審判がオフサイドラインを引き忘れる失態を犯しており、PGMOL(英国プロサッカーの審判責任機関)はアーセナルに謝罪している。
ミケル・アルテタ監督の会見ではVAR誤審についての質問が飛んだ。指揮官は冷静なトーンながらこう答えた。
我々は映像から得た全ての証拠を分析した後、大きな怒りと失望をもって試合を終えた。
あれは人為的ミスではなかった。あれは自分の仕事を理解していないものだった。受け入れられない、申し訳ないけれどね。
あれでアーセナルの勝点2は台無しになったし、もう取り戻せない。我々はリーグ戦のどこかでその勝点2を見つけなければならない。
ただ、それと同時に謝罪と説明については評価する。業界やサッカー界の仲間から、我々のような品位さをもってプレーをすることはできないと多くの同情をもらった。
これで終わりだ。我々は前に進まなければならない。
これは選手やスタッフ、そしてファンたちをより強くし、我々に課せられたハードルを越えようというさらなる意欲をより強くさせるものだ。だから我々はその準備ができている」
ただのミスではなく、自分の仕事を理解していないとVAR誤審を断罪。
【動画】怒りと失望…アーセナルがやられた問題のVAR誤審シーン
失った勝点2はもう戻せないとしつつ、これからは前を見据えて戦っていくとも述べていた。