昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝で激突したリヴァプールとレアル・マドリー。
今季は決勝トーナメント1回戦で闘うことになり、このほどアンフィールドで1stレグが行われたが、衝撃的な展開となった。
リヴァプールが2点を先取するも、その後、レアルが5点を奪取。2-5という壮絶なスコアで決着したのだ。
BBCで解説した元イングランド代表FWアラン・シアラーは、こう述べていた。
「今夜は、ただの負けではなく、そのやり方も含めて大敗北だった。
今のように陣営に問題がない限り、今夜のような失点はありえない。
リヴァプールは守備が絶望的だった。
(0-2で勝った)ニューカッスル戦の後、私は心配だった。ニューカッスルは多くのチャンスを作っていたからね。それは最終ラインが良くないからだ。
フリーキックから相手DFにフリーでヘディングを許し、GKがミスを犯し、ジョー・ゴメスがヴィニシウスを封じるために十分に寄せられず…塵も積もれば山となるだ」
また、元リヴァプールのアダム・ララーナも、かつてのリヴァプールとは違うとして、5失点は現状を表すものかもしれないと話していた。
さらに、元フランス代表FWティエリ・アンリはCBSで「一時代の終わりだ」と指摘。元リヴァプールDFジェイミー・キャラガーは「彼らはクロップのサッカーをやろうとしているが、そのための選手がいない」と嘆いていた。
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Optaによれば、レアルはシュート10本以下で5ゴールを奪ったCL史上初のチームになったとのこと(この日のシュートは9本)。