今季の欧州5大リーグで最も好調なチームといえばナポリだろう。
セリエAで2位インテルに勝点差18ポイントをつけて首位を独走しているのだ。
24試合で58ゴールとリーグ最強の攻撃陣のなかで、19ゴールと得点ランク1位に立っているのがナイジェリア代表FWヴィクトル・オシメーンだ。いまの彼はとにかくすごい。CLも含めて7試合連続ゴール中。
ナポリではオシメーンマニアが増殖しているようで、こんな商品まで登場した。
地元のパティスリーが作ったというオシメーンケーキ!なんでも行列ができるほど人気だとか。
ココアスポンジケーキをダークチョコレートムース、塩キャラメル、チョコレートチップでコーティングし、ヘーゼルナッツとビスケットのクランブルで金髪を再現。そして、トレードマークになっているフェイスガードも!
一躍名物になったようで、オシメン本人にも差し入れされている。
本人的にも気に入ったようだ。
ただ、彼がフェイスガードをつけるようになった怪我はかなり深刻なものだったようだ。
2021年11月のインテル戦で相手DFと衝突した際、顔面を複数箇所骨折。顔に6枚のプレートと18本のネジを埋めこんだ。
執刀医のジャンパオロ・タルターロ氏は、『Radio CRC』でこう述べている。
「骨が本当に問題を起こす可能性があったが、幸いなことにいくつかの要因が助けとなり、眼球は眼窩に戻った。彼は目を失う可能性があった。
(プレートを除去する手術を受けるという報道もあるが)
感染症などの問題が起きない限り、プレートは取り外す必要はない。彼が取り外したがっているとも思わない。
手術した際は、世界最高のプレートを使い、その配置もよく研究した。例え、彼がヘディングをしても守られる」
なお、日本ではヴィクター・オシムヘンという表記もされているが、本人の発音がこちら。
ヴィクトル・オシメー(ン)だ。