不正会計問題で勝点を剥奪されるなどの処分を科されたユヴェントス。

すでに退団したクリスティアーノ・ロナウドやパウロ・ディバラへの給与支払いも問題視されている。

コロナ禍で給与を減額したと公表していたが、実際には帳簿外での支払い延期で秘密合意をしていたという不正疑惑だ。すでにディバラと弁護士は1時間ほど検察から聴取を受けている。

『La Gazzetta dello Sport』によれば、ロナウドに対する1990万ユーロ(28億円)の滞納金はユーヴェの2021-22シーズン予算に載っていなかったものの、ディバラに支払う370万ユーロ(5.3億円)については計上されていたという。

ディバラ側は「最後の給料がいつ支払われたかは覚えていないが、ユーヴェ側にまだ貸しがあることは分かっている。我々は給与を“移動”する合意をした際、まだ契約が残っていた場合には彼らは次の分に上乗せしてそれらを支払う、退団した場合には即支払わなければならないことになっていた。2023年4月にユーヴェがその300万ユーロほどを支払う最後の機会がある。もしそうしなければ、自分の弁護士が文書で要求するだろう、自分はそこまでしたくはないが。金を返してほしい。ただ、法廷闘争にすることなく、ユーヴェとの問題を回避したい」としている。4月に5億円を支払わなければ、訴えることも辞さないようだ。

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ディバラとユーヴェが交わした秘密文書(退団時に支払うことを約束したもの)はすでに発見済み。

ただ、両者のサインは入っているものの、リーグ側に提出されていなかったため、ディバラは出場停止の処分を科される可能性があるようだ。

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