セルティックで活躍を続ける旗手怜央は年間MVPの有力候補となっている。
そうしたなか、スコットランドの元審判が、旗手をスコットランドFAカップの決勝に出場させるべきではないと述べた。
問題視されているのは、先日行われたハーツとのFAカップ準々決勝。
旗手は相手MFからタックルされた際、接触がなかったにもかかわらず倒れたとされている。元審判であるスティーヴ・コンロイ氏は、『Grosvenor Sport』でこう述べた。
「我々は提唱してきた。あからさまな不正行為には遡及的なレッドカードを発効し、2試合の出場停止にするべきだと。
ダイブは退場になる反則ではないので、VARが介入できないのは異常だ。
旗手はスコットランドサッカー界における素晴らしい選手だが、あれは悪かった。あれは見るのも無残でひどい。
なぜスコットランドサッカー協会がこういう違反に対して遡及的措置を講じないのか分からない。彼らはそれをやめてしまったようだ」
ダイブがあった旗手は2試合出場停止になるべきとの指摘だ。
VARが導入される以前の2011年にスコットランドサッカー協会は、審判団が見逃したシミュレーション(ダイブ)行為に対して2試合の出場停止を科す権限を懲罰委員会に与えている。
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