24日に日本代表と対戦することになったウルグアイ代表チーム。1930年に創設されたFIFAワールドカップの初代王者であり、そして1924年に南米のチームとしてオリンピックを初制覇した古豪である。
非常に長いサッカーの伝統を持つ国であり、多くの名選手を生み出してきた。とくにアタッカーについては個性的かつ魅力的なスターがたくさん存在している。
今回はそんな「ウルグアイ代表の伝説的アタッカー」を10名ピックアップした。
10位:「エル・マンコ」エクトル・カストロ
🦾 Hector Castro accidentally cut off his own arm while using an electric saw as a 13-year-old & was consequently known as ‘El Manco’ (The One-Armed One)
🇺🇾 It didn’t stop him from scoring the only goal as @Uruguay won their #WorldCup debut 90 years ago today 👏 pic.twitter.com/dSEVPIancj
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) July 18, 2020
生年月日:1904年11月29日
ウルグアイ代表選出:1926~1935年
ウルグアイ代表での成績:25試合18ゴール
代表でのタイトル:1928年五輪優勝、1930年W杯優勝、1926年&1935年コパ・アメリカ優勝
1930年の第1回ワールドカップで初のゴールを決めた選手がエクトル・カストロだ。圧倒的な得点力を備えていたストライカーであったが、肉体的なハンディを抱えながらプレーしていた。13歳のときに電気のこぎりで右の前腕を切断しており、万全な腕が一本しかなかったのだ。
そのため片腕という意味の「エル・マンコ」あるいは「エル・ディビーノ・マンコ」という奇妙なあだ名で知られていた。1960年に心臓発作のため亡くなっている。