国際サッカー連盟(FIFA)は29日、「5月20日から開幕するU-20ワールドカップの開催国が変更になる」と公式発表した。
開幕が2ヶ月後まで迫っているU-20ワールドカップであるが、先日から大きな問題が発生していた。
もともとはインドネシアを会場として行われる予定であったが、ヨーロッパ予選をイスラエル代表が勝ち抜いたことがキッカケで反対運動が発生。
イスラム教の信者が多くパレスチナとの関係が深いインドネシアでは、試合を開催する地域でイスラエルが大会に参加することに対する反対運動が起こり、FIFAに「イスラエルを大会から追放して欲しい」と要請したという。
これは後にインドネシアサッカー協会から「政治的な理由ではない」と説明があったものの、FIFAはこれを受けてインドネシアでの開催を一旦保留に。
そして先日からインドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長がFIFAを訪れて会談に臨んだとのことだが、FIFAは結局インドネシアの開催権を剥奪することを決めたとのこと。
新しいホスト国や日程については今後まもなく発表されると伝えられている。
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もちろん、これによってインドネシアサッカー協会には相応の制裁が加えられる可能性が高いという。