ファビオ・ロッケンバック

バルセロナの歴史上でも最も不思議な選手の1人であるロッケンバック。カルトヒーローという言葉が似合う存在だ。2001年から2005年の在籍期間は、クラブが最も低迷した時期の一つであり、それも不運であった。

加入前はジョゼップ・グアルディオラの後継者とも伝えられていたブラジル人ボランチは、プレーしてみれば強烈なミドルシュートを武器としていた無骨そのものの選手だった。

事前の予想とは全く違った選手であったが、リヴァプール戦ではとんでもないフリーキックを叩き込んで大きな話題に。