ドミトロ・チグリンスキー

バルセロナの歴史上でも最大クラスの失敗補強だと言われているウクライナ代表DFのチグリンスキー。歴史的な3冠を成し遂げたあとのクラブに加入し、グアルディオラ監督の下でポジションを争った。

しかし彼はバルセロナの最終ラインでまったく説得力を見せることなく、怪我も多く、わずか1年でシャフタール・ドネツクへと戻っていった。

個性的だったのはチグリンスキーが後に語ったことだ。「僕のために支払われた2500万ユーロは大きなプレッシャーだったよ。高すぎだ。自分の本当の価値じゃない。バルセロナは別世界だったよ。メッシやズラタンのレベルには驚いたし、あの印象的なチームの一員だったとは今も信じられない」なんとも謙虚な選手であった。