今季ベルギーリーグから降格することが決まったKVオーステンデ。
そこに所属しているのが、セレッソ大阪から加入した日本人MF坂元達裕だ。30試合でノーゴールと成績は出ていないものの、シーズンを通して好プレーを見せていた。
『voetbalnieuws』が31日に伝えたところによれば、現在その坂元達裕に強く興味を抱いているのが同じベルギーリーグのヘントであるとのこと。
ヘントは現在シャルル・ヴァンフート(セルクル・ブルッヘ)や渡辺剛(コルトライク)、ピーテル・ジェルケンス(アントワープ)などを獲得しようと動いているそうだが、さらに坂元達裕が候補となる可能性があるとか。
坂元達裕の市場価値は120万ユーロ(およそ1.8億円)ほどであるが、チームが降格したこともあってさらに安い価格で買えるという。
「坂元達裕は言葉の壁があるためにそれほど声を出すことはないが、フィールド上ではものすごいエネルギーと献身的なプレーを見せる選手だ。
今季は常に得意なポジションで起用されてきたわけではないが、この日本人はいつも力尽きるまでプレーする。攻撃も守備も、サイドもセンターも、あらゆる場所で戦っている。
そのため創造性を発揮することはほとんどできなかったが、彼の強靭な体や意欲、優れた規律は非常に重要だった。オーステンデのゲーゲンプレッシングにとって大切な役割を果たした。
坂元達裕は2部リーグには優秀すぎる選手だ。したがって移籍に前向きである可能性は非常に高い」
とのことで、ベルギーでは降格にもかかわらず坂元達裕のプレーが高く評価されているようだ。
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坂元達裕には現在ヘンクが興味を持っているという報道があるが、さらにヘントが獲得レースに参戦する可能性があるという。