毎週木曜日に『DAZN』で放送されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回は帰国している遠藤航(シュトゥットガルト)と吉田麻也の日本代表新旧キャプテンがゲスト出演し、内田篤人とトークを行った。

その中で、ブンデスリーガで「デュエル王」とも言われてきた遠藤航のプレースタイルについての話に。内田篤人がボールを奪いにいくことの重要性について語り始めると…。

内田「遠藤航のようになりたいという子どもたちが伸ばすべきところは?」

遠藤「どういうふうにボールを奪うか…というところを考えてやってほしいですね。予測ももちろんありますけど、勇気もある。どんどん飛び込んでいってほしい。

日本人の守備はディレイ(遅らせる)して対応するみたいなものが正解のように扱われるイメージがある。もっと、恐れずに飛び込んで、どんどん奪いに行くみたいな教え方をすれば、もっと奪える選手が日本人でも増えていくのかなという。

それでガチャっと入れ替わっちゃっても、それはそれでまたそれが経験になって次にどうしたらいいかと考えると思うので。そこは子どもたちに意識してほしいところではありますね」

内田「日本の育成というとちょっと大きいかもしれないけど、教え方としてはやっぱり抜かれないように距離を取って時間を遅らせるという。

ただ、ガシャッと取りに行かないと自分の距離感もわからない。僕が鹿島でプレーしたときにも、イタリアから帰ってきた小笠原満男さんは本当に凄かった。全部行ってたもん。掃除機みたいに(笑)

全部奪い取れる!みたいな感じで。そういう選手が増えてきたら、他の選手は下がらなくて良くなる。

遠藤選手が頑張って5メートル食いついて取ってくれたら、他の選手は30メートル下がらなくて良くなる。全部前向きでプレーできる。こういう選手がいればみんな楽なんだろうな、だから外せないんだろうなと」

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その後アルゼンチンなど南米の選手の強さについての話になり、遠藤航は先日対戦したペルー代表についても「一対一については強い選手が多かった」と回想。日本代表でボールを奪うプレーを見せていくことで、これからの子どもたちに影響を与えたいと話していた。

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