チェルシーからメイソン・マウントを獲得することに成功したマンチェスター・ユナイテッド。移籍金はボーナス含めて6000万ポンド(およそ109億円)になったと言われる。

しかし、マンチェスター・ユナイテッドが今最も補強しなければならないポジションはゴールキーパーなのである。

先日マンチェスター・ユナイテッドのサブGKを務めてきたトム・ヒートンにルートン・タウンからのオファーがあった。ヒートン自身は出場機会を求めて移籍を希望したものの、クラブ側はそれを阻止しなければいけなかったと伝えられている。

その理由は、ユナイテッドのゴールキーパー陣が壊滅的になっていること。

レギュラーのダビド・デ・ヘアは今契約切れの状況となっており、サウジアラビアから大型オファーを受けていると言われる。またフェネルバフチェも移籍先の候補になっているそうだ。

そしてジャック・バトランドはすでにグラスゴー・レンジャーズへと移籍しており、ディーン・ヘンダーソンは「レギュラー確約でなければ残留しない」とクラブに通告したと言われ、関係の悪化が囁かれている。

つまり、現在マンチェスター・ユナイテッドに残りたいというゴールキーパーがいない状況となっているのだ。

そのため、クラブは現在かつてエリック・テン・ハフ監督が率いていたアヤックスでの教え子アンドレ・オナナ(インテル)を筆頭として有力なゴールキーパー複数名の獲得を狙っていると言われる。

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他にもブライトンのロベルト・サンチェス、アイントラハト・フランクフルトのケヴィン・トラップ、フェイエノールトのジャスティン・ビジロウ、そして浦和レッズの鈴木彩艶が各メディアで候補としてあがっている。

もしダビド・デ・ヘアが退団するのであれば、一気にゴールキーパー陣を入れ替えなければいけない状況になるかもしれないユナイテッド。果たしてこの夏どのような動きが行われるのだろうか。

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