もしトランスジェンダー女性がアメリカ代表になり、誰かの席を奪ったとしても、それは受け入れなければならない。

『本物の女性の代わりになる』ということ自体がトランスフォビア(トランスジェンダー差別)的な議論だ。

私はトランスジェンダーを『本物の女性』だと見ているからだ。議論の中でそのようなことが出てくること自体、それらのトランスジェンダーを本物の女性だと信じていないということの証明だ。

したがって、トランスジェンダーが他の場所を侵略しようとしていると感じることはない」

なお、元テニスプレーヤーのマルティナ・ナブラチロワはレズビアンとしてLGBTの権利拡大活動を続けている一方、トランスジェンダーの女性スポーツ参加には「生物学的女性の権利が侵害される」として強く反対していることで知られる。

そのナブラチロワはラピノーの発言を受けて「うわぁ…」という一言だけをツイートしている。

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なお、ナブラチロワは生物学的男子、生物学的女子、そして性別を問わないオープンの3つのカテゴリを作り、女子から男子へのトランス、男子から女子へのトランス、そしてノンバイナリーの選手が参加できる場所を作るべきだと提案している。

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