毎年シーズン前にアーセナルが開催しているエミレーツ・カップ。今回は南野拓実が所属しているモナコが招待された。

アーセナルでプレーしている冨安健洋は4-2-3-1の右サイドバックで先発出場。右ウイングのファビオ・ヴィエイラと縦のコンビを組んだ。

一方モナコは3-4-3のフォーメーションを使用し、日本代表MFの南野拓実はベンチスタートとなっていた。

先制したのはアウェイのモナコで、31分にユスフ・フォファナがゴール。しかし43分にアーセナルもエディ・エンケティアの同点弾で追いつき、スコアは1-1となった。

そして後半にはモナコが南野拓実を投入し、アーセナルは61分に冨安健洋ら多くの選手を入れ替えるなど変化があったものの、スコアは動かず。1-1のまま90分が消化され、決着はPK戦に持ち込まれた。

そこでは先攻のモナコがエンヒーキ、フォファナ、ディアッタと成功。それに負けずにアーセナルはウーデゴール、ジョルジーニョ、ハヴァーツと連続でシュートを決めていく。

そして4人目にPKを任された南野拓実のシュートを、アーセナルGKアーロン・ラムズデールがストップ。このあとアーセナルがファビオ・ヴィエイラ、ガブリエウと連続で成功させ、PK戦5-4で勝利を収めている。

【関連記事】宮市亮の「アーセナル抜きの同僚ベストイレブン」も実はすごい

プレシーズンのキャンプでは左サイドバックでも使われてきた冨安健洋であるが、今のところはキーラン・ティアニーが残っていることもあり、昨季までと同じように右サイドバックとして起用されそうだ。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」