弱冠18歳でオランダ代表に招集されるなど将来を嘱望されていたモハメド・イハターレン。

21歳になった彼はこの夏にユヴェントスを退団し、トルコのサムスンスポルへの加入が決まったはずだった。

だが、サムスンスポルはイハターレンの移籍を断念したとの声明を発表。

「我がクラブは合意していたイハターレンのメディカルチェックを行い、契約にサインした彼は我が街にやってきた。だが、事前に合意していた条件を変更しようとしたり、受け入れがたい要求をしてきたこの選手の移籍を断念した。我々はこの問題を公表する」と批判した。

イハターレンはサムスンスポルとの4年契約に合意し、地元空港ではファンから熱烈な歓迎を受けていた。

サムスンスポルのオーナー兼会長によると、イハターレンがコンディション不良にあるため、前半戦は1試合ごとに報酬を支払うことで合意していたという。

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選手本人はそれを受け入れていたが、突然彼のマネージャーが介入。月給での支払いと今後別クラブに移籍した際の移籍金の大部分も要求してきたとのこと。

サムスンスポルのオーナー兼会長は「問題のある選手なのに、なぜプレーしないのに給料を支払わなければいけないのか。(事前に合意していた条件を)受け入れないなら話は終わり。彼は提案を受け入れず去った。結局、全部金だ」と吐き捨てていた。

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