夏の移籍市場に衝撃が走った―。
J1川崎フロンターレは8日、元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスと契約合意したと発表した。
今季の新戦力として、バフェティンビ ゴミス選手と契約合意いたしました。https://t.co/Aufv33VKJy
なお、同選手は来日後、選手登録手続きが完了次第、公式試合に出場可能となります。
ようこそ、川崎フロンターレへ!
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— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) August 8, 2023
フランス1部リーグ(リーグアン)で通算340試合出場122得点34アシストを記録した元フランス代表の獲得は、国内サッカーフリークから衆目を集めている。
今回はゴミスの経歴、プレースタイルなどを解説する。
ゴミスの経歴
1985年8月6日にフランス南東部のプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏にあるラ・セーヌ=シュル=メールで生を受けたゴミスは、1994年に地元クラブのスポルタン・トゥーロン・ヴァールの下部組織でサッカーを始めた。
当時から南仏の怪物と称されるほど、育成年代では注目されていたというゴミス。その優れたポテンシャルを評価される形で、リーグアンを10度制した名門サンティエンヌの下部組織に鳴り物入りで入団した。
その後順調にトップチーム昇格を果たし、並外れた身体能力と突出した得点能力が国内外で高く評価された。2008年には欧州選手権(EURO)2008年大会に向けたフランス代表に選出され、その後は2013年まで招集され続けて通算12試合3得点を記録した。
2009年には当時フランスで圧倒的な強さを見せていたリヨンに加入して全てのシーズンで二桁得点を記録した。その後はスウォンジー、マルセイユ、ガラタサライ、アル・ヒラル、ガラタサライ復帰と国内外のクラブを転々とし、今夏に川崎へ加入した。
個人成績では2017-18シーズンにはトルコ1部得点王と最優秀選手、2019年にはアジアチャンピオンズリーグ得点王、2020-21シーズンはサウジアラビア1部得点王に輝いた。