Jリーグが開幕してから30周年—。これまで多くのワールドクラスがJリーグでプレーしてきた。
ジーコ、ピクシー、フォルラン、ポドルスキー、イニエスタと錚々たる顔ぶれが並ぶ。
一方でワールドクラスの実績があるにも関わらず、全く活躍しないでJリーグを去ったビッグネームもいる。
今回は日本でつめ跡を残せなかったビッグネーム5人を紹介する。
アーセナルのレジェンドだったが…
フレドリック・リュングベリ
加入したJクラブ:清水エスパルス
国籍:スウェーデン
黄金時代のアーセナルで9シーズンに渡り活躍したスウェーデン史上屈指の好アタッカーは、緩急自在のドリブルと縦に切り裂くように推進するドリブルで一時代を築いた。
スウェーデン代表では75試合14得点とアタッカーとしても、チャンスメイカーとしても北欧の強豪をけん引した。
2011年8月に清水エスパルスへ入団するも、リーグ戦8試合ゼロ得点と往年の活躍を見せることなく、翌年2月に契約解除した。元日本代表MF小野伸二との息の合ったプレーもあっただけに、惜しまれる退団となった。