日本時間10時から行われるFIFA女子ワールドカップの準々決勝、オランダ対スペイン。
もしなでしこジャパンがスウェーデンに勝利すれば、準決勝ではこの試合の勝者と対戦することになるため、日本人としても注目しなければならないゲームである。
その試合を前に記者会見が行われ、オランダ代表からはアンドリース・ヨンカー監督とFWリネト・ベーレンスタインが出席。その中でなかなか面白い発言をしていたと話題になっている。
『Marca』によれば、以下のような質問と回答が行われていたという。
アンドリース・ヨンカー監督
「(スペインについて)
私はスペインが成し遂げたことやプレーを全面的に尊敬しているが、彼らを恐れることはない。非常に接近した2チームの対戦になるよ。1年前なら少し劣っていたかもしれないが、今回の大会では彼らに勝てるだろう。
(スペインと日本の試合をどう見た?)
私はいつも自分の見方で試合を分析する。日本戦のスペインはらしくないように見えたが、サッカーは常に奇妙な競技だ。必ずしもスキルがあるほうが勝つわけではない」
リネト・ベーレンスタイン
「(グループステージで対戦したアメリカ代表が敗退したことについて)
アメリカが負けたと知った時、『はい、さようなら』と思った。大会が始まったときから、彼女たちはあまりにビッグマウスで、すでに決勝戦のことについて話していた。
私は思っていた。ときにはそのようなことを話す前に、まずはピッチで仕事をしなければならないはずだと。
これは彼女たちに失礼なことを言いたいわけではないよ。私はアメリカのことを尊敬している。でも、結果としてアメリカは大会を去った。
これからも覚えておかなければならないことだと思う。それは『遠い先のことばかり話してはいけない』こと。彼女たちがそこから学ぶことを願っている」
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今回の女子ワールドカップで大会の歴史上初めてベスト16での敗退となったアメリカ女子代表。
リネト・ベーレンスタインによれば、アメリカは最初から決勝戦に照準を合わせすぎていた…とのことだ。