20日、女子ワールドカップ2023の決勝が行われ、スペインがイングランドを1-0で破り初優勝を果たした。
なでしこジャパンの激闘が記憶に新しい女子ワールドカップもついに決勝戦。大会最終日の一戦に駒を進めたのは、ともに初優勝を目指すスペインとイングランドだった。
両チームは昨年の女子EUROでも準々決勝で激突。この時は延長戦の末にイングランドが2-1でスペインを下し、そのまま欧州の頂点へと駆け上がっていった。
1年越しの再戦となる一戦は、29分、オルガ・カルモナの鮮やか左足弾でスペインが先制。
ボールを支配するスペインは、イングランドのスピードとパワーを翻弄。追加点こそ奪えなかったが最後まで得点を与えず、圧倒的な技術で世界を制してみせた。
なお、前日に行われた3位決定戦では、スウェーデンが開催国オーストラリアを2-0で破り、2大会連続の3位。
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また、大会得点王は準々決勝敗退に終わった日本から、5得点の宮澤ひなたが見事単独の得点王に輝いている。