パナマサッカー連盟とパナマリーグは、ヒルベルト・エルナンデスが銃撃を受けて死亡したと訃報を伝えた。
26歳のセンターバックだった彼は、パナマ代表の一員として今年3月のグアテマラ戦とアルゼンチン戦に出場していた。
地元紙『Crítica』によれば、パナマのコロンという街でタクシーを乗っ取った2人組が銃撃事件を起こし、死亡したエルナンデスの他にも7人が負傷したという。
エルナンデスの出身地でもあるコロンでは、前日にも18歳の若者が銃殺される別の事件が起きていたそう。
パナマサッカー連盟会長はコロンでは暴力が日常茶飯事になっていると語ったほか、亡くなったエルナンデスの父親は、息子を殺した犯人を赦すとしたうえで、コロンで若者たちが殺されている暴力を阻止するように呼びかけたという。