昨年末のワールドカップに続き、日本代表相手に連敗を喫したドイツ。
9日に地元で行われた一戦は1-4という屈辱的なスコアとなった。これで最近5試合で1分4敗となり、ハンジ・フリック監督の解任もささやかれている。
ただ、『Sky』によれば、指揮官に辞任の意思はなく、ドイツサッカーのトレーニングを叱責したという。
「まず何よりもひどく失望している。日本がいいチームだと認めなければいけない。
今の我々にはあのようなコンパクトな守備を打開する手段がない。単純に乏しかった。
序盤はよかったが、日本は最初のチャンスをゴールにした。その後に1-1にできて、スタジアムからの応援もあったが、すぐに1-2にされた。
チームを責めることはできない。彼らは何度もトライしたが、個人のミスもあった。それにつけこんだ日本は勝利にふさわしい」
「今日はこのチームに勝てるコンディションになかったと明言しておかなければいけない。
日本は全員がとても訓練されており、基本をしっかりと守る。我々ドイツサッカー界は目を覚まして、こういうことに取り組まなければいけない。現時点では助けになっていない。
ただ、それでもフランス戦に向けて準備を整える。失望が大きいのは明らかであり、批判も理解できる。言えるのはそれだけだ。
我々はよくやっていると思うし、私は適切な監督だ。ただ、プロサッカーにはダイナミズムがあることも分かっている。どうなるかは予見できない。
一丸となって乗り越えなけれはいけない。いまは責任を押し付け合っても仕方がない」
日本のような組織が整ったチームに勝てる状態ではなかったとのこと。
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