この夏にPSGからサウジアラビアのアル・ヒラルに移籍したネイマール。
16日に行われたアル・リヤド戦に途中出場して、待望の新天地デビューを果たした。
ネイマールはマウコンのゴールをアシストしたが、その後に得たPKは彼ではなくサーラム・アル・ドサリが蹴った。
サウジアラビア代表で10番を背負ってきた32歳のアル・ドサリはアル・ヒラルの生え抜き。同じく生え抜きである34歳のサルマン・アル・ファラジが不在時には彼がキャプテンマークを巻いてきた。
そうしたなか、現地メディアは、アル・ドサリが自分からキャプテンマークを取り上げてネイマールに渡すというアル・ヒラル上層部の決断に怒りを露わにしたと伝えた。
ジョルジュ・ジェズス監督らはネイマールにキャプテンマークを巻かせたい意向だそうで、これにチームの重鎮であるアル・ドサリは怒ったとか。
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そのアル・ドサリはアル・リヤド戦でも赤いキャプテンマークを巻いていたが、ネイマールが投入されたあたりでなぜかなくなっていた(ネイマールも巻いていない)。
ただ、ネイマールが得たPKをアル・ドサリが決めた後、2人は一緒に喜び合っている。また、アル・ドサリはネイマールとの2ショットをSNSに投稿しており、現地ではネイマールとのキャプテン争いを否定したとも伝えられている。