Jリーグで長年議論されてきた春秋制から秋春制への移行。
日本プロサッカー選手会の会長でもある吉田麻也は、TOKYOFMをキーステーションに放送中の「チャレンジ&カバー」で秋春制を導入するべきかという質問にこう答えていた。
「これは難しい問題が出てきました…90秒でどこまで話せるかですが。
いまは2~3月に始まって、11月~12月の頭に終わるというシーズンなんですけど、何が問題かというと、ACLアジアチャンピオンズリーグと時期がズレてるんですね。
浦和レッズが去年かな優勝しましたけど、予選から決勝トーナメントまでほとんどを昨シーズンの選手たちで戦って、決勝だけ新チームが戦うと。
これは非常におかしな状況に陥っているし、シーズンがヨーロッパと同じカレンダーなのに日本だけ違うのでコンディショニング作りがすごく難しいこともあります。
今やっている(検討している)プランは8月に始まるプランなんですね。だから、結局暑いじゃんっていうんですけど、連戦がないんです。
そして、今のシーズンだと明らかにフットボールの観点からして、コンディションが落ちて、明らかに走る距離や強度が落ちるっていうデータが出てます。
これから日本が強くなるために、どこを強化していくかを考えたら、やっぱりそこを強化していかなきゃいけないのに自国のリーグでできてないっていう状況です。
もちろん、雪国はどうなんだっていう話も出てくるんですけど、どういう風にみんながいい方向に進んでいけるかを考えながら、そこの環境づくりをしながら、色んなものを変えていけたらいいなって思っていますし。
みんな思いは一緒で、Jリーグ、日本のサッカーが強くなるためにどうしたらいいかを考えてやっています。
なので、なんとかみんながハッピーになれるような方法でいい方向にいけたらいいなと思っています」
基本的には賛成のようだ。
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また、吉田はちゃんと意見を言い合える環境を作る重要性も口にしていた。