今回行われたインターナショナルマッチウィークで日本に帰国し、カナダ戦とチュニジア戦に臨んだ町田浩樹。
そしてそれからすぐにヨーロッパへと戻って所属クラブのユニオン・サン=ジロワーズに再合流したのだが、どうやらかなりコンディションが悪いようだ。
『nieuwsblad』などのメディアによれば、そのような「代表でのダメージ」を抱えた選手は町田浩樹だけではなく、ユニオン・サン=ジロワーズの界隈はかなり不満を持っているという。
町田浩樹は前述のように日本へと帰国し、2試合にプレーしたあと飛行機でベルギーへ戻ったが、深刻な時差ボケが残っているそう。
またケビン・ロドリゲスはエクアドルの代表選手として南米へと渡り、7時間もの時差を経験している。
そしてアフリカの代表選手であるロイク・ラプーサン(マダガスカル)やノア・サディキ(コンゴ民主共和国)は時差こそないものの、飛行機で片道10時間ものフライトを経て戻ってきたそう。
しかも今週末のオイペン戦はなんと金曜日の夜に開催されるとのことで、試合に向けての準備は簡単ではなかったようだ。
アレクサンデル・ブレッシン(ユニオン・サン・ジロワーズ監督)
「今日はほぼ全員が揃った最初のトレーニングだったよ。ロイク、コウキ、アモーラが昨晩戻ってきた。あと1日は回復に使える。
選手が疲れていても問題ないと思う。ただケビンはエクアドルにもう少し残すことにした。オイペン戦に出るにはあまりに距離が遠すぎる。試合の1日前に戻ってこられても意味がないからね。彼が少し家族とともに過ごせるようにしたよ。月曜日には戻ってくると思う。
試合が金曜に行われるという事実は変えられない。だからそれについてはあまり言いたくない。意味がない。意見はあるが、それは1日余分に休んだほうが良いに決まっているしね」
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ブレッシン監督はそのように話していたものの、クラブのサポーターや関係者はこの厳しいスケジュールに不満を持っており、さすがに代表ウィークのあとに金曜の試合を入れたことには反感が高まっているようだ。