ブラジル1部の名門サントスFCとキットサプライヤーのUmbroは23日、2023-24シーズンの新サードユニフォームを発表した。

見るからに和柄テイストなこのデザインは、クラブと日本との絆を祝うものとなっている。

ただし、現時点でこのユニフォームについてのこれ以上の情報はクラブ側からは発表されていないため、以下は断片的な情報を基にお届けする。

Santos 2023-24 Umbro Third

サントス 2023-24 Umbro サード ユニフォーム

23-24新サードユニフォームはネイビーを基調色に、日本風の波模様を全体に描く和柄テイストなデザイン。“ブラジルのユニと日本”といえばコリンチャンスが有名だが、ついにサントスからも登場した。

濃淡ブルーの波模様の隙間に差し込むように配したレッドは鯉の輪郭線の一部分。このシャツには世界でも人気の高い日本の鯉の泳ぐ姿を全体に描いている。

「鯉の滝登り」という言葉もあるが、滝の流れに逆らうようにして突き進む鯉は忍耐強さの象徴。一般的に日本人のイメージとされる我慢強さ・忍耐力に重ね合わせた絵柄だ。

右袖には日の丸をバックに“JAPAN”をプリント。今回のサードユニフォームは完璧なまでに日本を意識したデザインとなっているが、なぜサントスがここまで日本を強調したデザインを採用したのか。その原点は今から115年前にさかのぼる必要がある。