先日行われたバロンドール表彰式で、コパ・トロフィー(年間最優秀若手選手賞)を獲得したジュード・ベリンガム。
10代でバーミンガム・シティのレギュラーを獲得し、18歳でボルシア・ドルトムントへと移籍。ドイツ・ブンデスリーガでも目覚ましい活躍を見せ、今夏レアル・マドリーへとステップアップした。
1億ユーロ(およそ159.3億円)以上の移籍金が支払われたものの、そのプレッシャーもものともせずに躍動を続け、今やレアル・マドリーでも最高のスター選手の一人となっている。
その表彰式で『L'Equipe』のインタビューに答えたベリンガムは、「好きだった選手」について以下のように答えたという。
ジュード・ベリンガム
「僕はバーミンガム・シティの選手たち、特にウェンブリー・スタジアムでリーグカップを制覇したチームを尊敬している。
自分のヒーローはセバスティアン・ラーション、クレイグ・ガードナー、リー・ボウヤーだった。
それから、僕の最初のお手本になったのはウェイン・ルーニーとスティーヴン・ジェラードだった。彼らがイングランド代表としてプレーしていたからね。
そして、父親はビーチで買った偽物のジダンのシャツを持っていたんだ。どこでもそれを着ていたし、家でもそうだった。
ある日僕は父に尋ねた。『ところで、このジダンというのは誰?』と。『Youtubeで見てみろよ』と言われたよ。
そうしたら、もう止まらなかったよ。ジダンはまさに僕がなりたい選手だった」
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自分が育ったバーミンガム・シティがリーグカップで優勝した2011年のメンバーやルーニー、ジェラードの他、ジネディーヌ・ジダンも好きだったという。
そして現在レアル・マドリーで使っている「5番」の先輩であるジネディーヌ・ジダンは「まさに自分がなりたい選手」であったとか。