シュトゥットガルトでプレーする日本代表DF伊藤洋輝。

188cmの長身を誇る彼は、もともとはボランチでもプレーしていたが、後にセンターバックへ本格コンバートされた。

だが、今季のシュトゥットガルトでは4-2-3-1の左サイドバックに固定され、全試合でSB起用されている。

そうしたなか、『Bild』は「伊藤が新左SBとして輝く」という記事を伝えた。

「不慣れなはずだった左SBで全てを制御しており、今季も主力としての地位を維持、唯一の違いはポジションがCBではなくSBになったこと」などと伝えている。

セバスティアン・ヘーネス監督はヴァルデマール・アントンとダナクセル・ザガドゥをCBコンビに固定。ただ、指揮官は伊藤をどうしても起用したかったため、残されたポジションは左SBだけ。そこにうまくハマったということのようだ。

今季シュトゥットガルトは本職左SBであるマクシミリアン・ミッテルシュタットをヘルタから獲得したが、伊藤は彼を控えに追いやった。

アシストや枠内シュートのスタッツが向上していることからも、攻撃面で新たな役割に見事にフィット。伊藤はタックル勝率、空中戦、トップスピードでもミッテルシュタットを上回っている(スピードは伊藤が33.7キロ)。

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ブルーノ・ラバディア前監督はアントンを右SBで起用するなど失敗したが、ヘーネス監督は伊藤のオールラウンドな能力にすぐに気付くと、伊藤はパフォーマンスで指揮官に恩返ししたとのこと。

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