レアル・ソシエダで活躍を続ける日本代表MF久保建英。彼や中井卓大を幼い頃から指導してきたのが、中西哲生さんだ。
名古屋グランパスでプレーした現役当時には、あのアーセン・ヴェンゲル監督からも薫陶を受けた理論派である。その中西さんがPIVOTのYouTubeチャンネルに出演。
左利きの久保にも左右差をなくすことを叩き込んだそう。
そのうえで、左利きの頂点に立つリオネル・メッシについてはこんな持論を述べていた。
「結構、右のループ(シュート)もできますよ。
僕も何度か右のループ見てますけど。右のループも結構うまいです。
(メッシは左右差がないのか)
メッシは右のシュートも何気なく軸足抜きで蹴ったりとかしてるので。
こんなことできるんだ!と思ったシーンが何度もあったので。
あれだけ(自分の)左サイドを抑えられると、右でいかないと難しいんじゃないですかね」
メッシは相手から左を徹底的にマークされるが、右も不得手ではないと見ているようだ。
なお、中西さんが提唱する「軸足抜き・蹴り足着地」は、「ボールを蹴ったと同時に軸足の力を抜き、ジャンプして蹴り足で着地する」というもの。
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ちなみに、Transfermarktのデータによると、メッシは右足でも通算89ゴールを決めているとか(左足は444ゴール)。