J2のベガルタ仙台は27日、2024シーズンのトップチーム監督として、U-17日本代表監督を務める森山佳郎氏の就任が決定したと発表した。

森山氏は1967年11月9日生まれの56歳。Jリーグ創世期にサンフレッチェ広島の右サイドバックとして活躍し、1999年に現役引退した後は指導者の道へ。

2013年から日本サッカー協会(JFL)のスタッフ入りし、2016年からいわゆるU-17年代の監督に就任。先日のU-17ワールドカップでもアジア王者へ導いたチームとともにラウンド16の成績を残していた。

以下は仙台の監督就任が決まった森山氏のコメント。

「ベガルタ仙台をいつも温かく応援してくださっているファン・サポーターのみなさま、いつも強力にバックアップしてくださるスポンサー・ホームタウンのみなさま、はじめまして、このたび監督に就任することになりました森山佳郎です。
2024シーズンはクラブ全体で初心にかえり、仙台・宮城に必要とされ、愛され、応援してもらえるクラブを目指し、選手・スタッフと共にベガルタファミリーのみなさまの信頼を回復するべく、全力でひたむきで人の心を動かすようなプレーを披露し、本来いるべき場所へ帰る努力を続けていきたいです。
自分がこれまで広島や育成年代の代表チームで培った地域密着や若手育成という武器の全てをこのクラブに捧げ、自らも仙台を愛し、ベガルタを愛して地域とクラブの発展に尽くしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします」

来年、クラブ設立30周年を迎える仙台は今年6月に就任した元川崎フロンターレの庄子春男GMのもとで再建中。

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そうしたなかで白羽の矢を立てた森山佳郎監督のもと、今季16位に終わったチームがどのように生まれ変わることができるか注目される。

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