イタリア1部フィオレンティーナとキットサプライヤーのKappaは28日、2023-24シーズンの新フォースユニフォーム並びにプレマッチ・ウェアを発表した。

今回発表のキット全体で一つの「カプセル・コレクション」となる。

その本コレクションアイテムはフィレンツェにある名門ファッション専科大学の学生3名がデザインしたものだ。

Fiorentina 2023-24 Kappa Fourth

フィオレンティーナ 2023-24 Kappa フォース ユニフォーム

23-24シーズン「第4のユニフォーム」は、レッドとピンクを基調にマーブル模様のようなグラフィックが特徴あるデザイン。この模様は大理石をも思わせる。イタリアはポルトガル、ギリシャと並ぶ大理石の世界三大産地の一つだ。

今回のデザインは世界的にも有名なフィレンツェのファッション専科大学「POLIMODA(ポリモーダ)」の学生チームがデザインしたもの。クラブ、Kappa、そしてポリモーダの三者から渡された概要を基にこのデザインを作成したという。

イタリアでファッションの街といえばミラノを思い浮かべるが、ホームタウンのフィレンツェはグッチ、フェラガモなど名ブランド発祥の地であり、世界のファッションの中心地でもある。

デザインの詳細についての説明が無いのが少々残念だが、もしかしたら見る者の解釈に委ねられているのかもしれない。

襟内側の13個の赤いユリだが、中央にある少し大きめのユリは2018年3月4日に遠征先のホテルで急死した“永遠のキャプテン”、ダヴィデ・アストーリに改めて敬意を表し捧げたもの。その両脇の12個は“12番目の男(=サポーター)”を意味する。

ユニフォームと同時に発表となった今回の「カプセル・コレクション」には、色調を合わせたプレマッチ・ジャージ(左)と、プレマッチ・トラックトップも含まれる。

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フォースユニフォームを含む「カプセル・コレクション」は、フィオレンティーナの公式オンラインストアで販売中。なお、現時点で着用試合については発表されていない。

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