かつてリヨンやマルセイユ、ニューカッスル・ユナイテッドなどでプレーしたことで知られる元フランス代表FWアテム・ベナルファ。
信じられないようなドリブルを武器に活躍したものの、エキセントリックな性格をしていたことからピッチ内外でのトラブルや対立が絶えず、2022年4月を最後にサッカーの試合には出場していない。
そして7月にリールとの契約が満了になって以降はあまりその姿が報じられてこなかったが、今回の報道によればなんと「パデル」というスポーツに転向したという。
「パデル」はテニスとスカッシュをあわせたようなラケット競技と説明できるもので、金網やガラスで囲まれた20メートル×10メートルのコートの中で行うスポーツ。
発祥の地であるスペインだけでなく、この数年で数多くの国でプレーされるようになっており、日本でもおよそ3万人の競技人口がいるという。
『Le Parisien』によれば、ベナルファは現在パデルのプレーヤーとして活動しており、ほぼ毎日のように練習と試合をこなしているとのこと。
大会にも出場しており、まだプレー経験が浅いにもかかわらずフランスのパデル競技選手ランキングで42300人中1342位までランクを上げているそうだ。
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現在は36歳という年齢になったベナルファであるが、そのアスリートとしての才能はパデルでも発揮されているよう。