J1リーグのアルビレックス新潟は、MF三戸舜介がオランダ・エールディヴィジのスパルタ・ロッテルダムに移籍することを公式発表した。
昨日スパルタ・ロッテルダムからは三戸舜介の獲得が公式に発表されていたが、それに遅れてアルビレックス新潟からもそれを認める報告が行われた格好だ。
#三戸舜介 選手の #スパルタ・ロッテルダム(オランダリーグ1部)への完全移籍が決定。
三戸選手の決意、サポーターの皆さんへの感謝の想いをぜひ、こちらからご覧ください🙇https://t.co/JwIVAwPFpu#三戸ちゃん 新潟から世界へ🌈@Shunsukemito#albirex#アルビレックス新潟#世界で撃ち抜け pic.twitter.com/NpnBpLuvok
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) December 22, 2023
三戸舜介は2002年生まれの21歳。JFAアカデミー福島時代には各年代の日本代表で活躍し、卒業後にアルビレックス新潟に加入した攻撃的MFだ。
初年度からチームの主力としてプレーし、今季は自身初のJ1リーグで31試合に出場して4ゴールを記録するなど活躍。特に伊藤涼太郎が退団したあとは攻撃の重要なピースとして欠かせない選手になった。
そして先日行われたJリーグアウォーズではベストヤングプレーヤー賞に選ばれるなど、日本屈指の若手として高い評価を受けている。
海外移籍を決断した三戸舜介は、アルビレックス新潟の公式サイトで以下のようなコメントを残している。
「アルビレックス新潟が自分のことを迎え入れてくれたことが、すべての始まりだと思っています。とても素晴らしいクラブの雰囲気の中、成長を求めて努力し続けるチームメイトと切磋琢磨してきました。だからこそ、今があります。本当にこのチームを選んで良かったです。
自分にとって、プロサッカー選手になることはひとつの目標でした。プロとして歩み始めたとき、自分が海外でプレーすることは、ぼんやりとした夢でしかありませんでしたが、日本のトップレベルや世界のレベルを体感するほどに、もっと上に行きたいと感じ、夢はいつの間にか目標となっていました。
そして、このたびいただいたチャンスに挑戦したいと強く思い、一度きりの人生だからと海外でプレーすることを決断いたしました。新潟で培ってきたものを発揮しながら、チームの信頼の獲得や試合出場を目指し、しっかりと結果を残してチームの勝利に貢献したいです。
また、新潟サポーターの一人ひとりに感謝したいです。世代別の日本代表の活動に参加しているとき、共に参加した選手たちから、『新潟サポーターはすごいね』と、よく言われました。そのたびに嬉しい気持ちになりましたし、新潟を誇らしく感じることができました。そんな皆さんが、ホームでもアウェイでもつくり上げてくださる一体感や熱気に触れ、プレーで応えたいと思いながら戦ってきたつもりです。
自分がアルビレックス新潟を離れることに、いろいろな意見があると思います。正直に言うと、大好きな新潟を離れることは本当に寂しいです。それでも、目指していた場所に挑戦することを決めました。わがままかもしれませんが、これからも応援してほしいです。
三戸ちゃんから、三戸さんと呼ばれるように、がんばってきます!3年間、本当にありがとうございました!」
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スパルタ・ロッテルダムは同じ日本人選手の斉藤光毅が所属していることで知られるクラブ。現在オランダ・エールディヴィジでは18チーム中7位という成績となっている。