ヘントへの移籍が決まったGKシュミット・ダニエル。シント=トロイデンとは契約解除となったため、移籍金は発生しない。
シント=トロイデンのスポーツディレクターであるアンドレ・ピントは、契約解除にした理由をこう説明している。
「シュミット・ダニエルは在籍中に優れたGKであることを証明しただけではない。模範的な献身性と並外れた粘り強さも見せてくれた。だから、彼は選手だけでなく、STVVファミリーの一員でもあった。
シーズン前にダニエルは新しいチャレンジを掴むチャンスを与えて欲しいと要請してきた。その実績と契約最終年を考慮し、我々はその要請を受け入れた。夏移籍に向けて建設的に取り組んだが、移籍予定のクラブは土壇場で契約を破棄した。
その一方で、我々はダニエルのプロ意識をリスペクトしている。いまは移籍金を得るのが難しいほか、新しい選手獲得のために人件費も空けたい。したがって、我々は契約解除することを相互に決めた。ダニエルのハードワークに感謝し、彼の成功を祈る」
クラブとしてはこれまでの貢献も加味して移籍しやすいように契約解除することにしたようだ。