日本代表で右サイドバックとしての地位を確立しつつある菅原由勢。
日本が4-1で勝利した昨年9月のドイツ戦では伊東純也の得点を演出し、代表での初アシストを記録している。
鎌田大地からパスを受けた後、縦に突破して鋭いクロスでゴールをアシストした。
その菅原は『ABEMAスポーツタイム』で安田理大と対談。安田から「(パスを出した)鎌田選手が(裏に)走るやん。これちょっと邪魔やなとか思わんかった?縦に仕掛けたいのに、マークを連れてくるなよとか」と聞かれるとこう答えていた。
「いやー(笑)…正直、思いましたよ。大地くんが走った時に、うわっ、前行きたいな、縦行きたかったのになぁと思ったんですけど。中に切り込もうかなと思ったんですけど、大地くんが走っちゃったから(サポートが)いないなぁと思って。
最初、1vs1の状況になったら、仕掛けようと思っていたので。しかも、対面した選手(ニコ・シュロッターベック)がサイドバックを主戦場とする選手じゃなかったので。だから、多分縦に行けるなって感覚的にはあったので。ここは行く選択肢しかないなと」
また、菅原は中を見ずにクロスを上げたというが、名波浩コーチから「(クロスの場面では)ファー、ニア、マイナスには絶対誰かいるように」という指示が徹底されているため、「絶対誰かいるだろうなと思ってそこに蹴ろうと思った」とも話していた。
ちなみに、伊東のシュートは相手DFにも当たっていたため、菅原は伊東から「あれお前のアシストじゃないよ。たぶん、オウンゴールになるよ。なに喜んでるの?」と試合後に言われていたとか(公式記録は伊東のゴールで菅原にアシストがついた)。