現在カメルーンサッカー連盟会長を務めているサミュエル・エトー氏に対し、元副会長のアンリ・ニャラ・クアン・ジュニオールが訴えを起こしているようだ。
『The Athletic』が伝えたところによれば、その訴えの内容は「エトー氏や周辺の人物が八百長、職権乱用、身体的脅迫、暴力扇動、虚偽情報の拡散」であるとのこと。
それを裏付ける証拠としてはチャットサービス「WhatsApp」のメッセージや電子メール、手紙、そして音声録音などが提出されているという。
この告発はすでに昨年7月からFIFAの倫理委員会に送られており、その後アフリカサッカー連盟によって調査されているそう。
アンリ・ニャラ・クアン・ジュニオールは、自身が経営しているニャラ・クアン・スポーツアカデミーとクンバ・シティFCの対戦で八百長試合が行われていたことを確認したという、
その試合ではなんと審判がエトー本人から直接指示を受けられるようなインカムが使われており、結果が操作されていたとのことだ。
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なおこの事件についてはまだアフリカサッカー連盟が調査を進めている最中であり、まだFIFAやサミュエル・エトーもコメントを出していない。
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