ドイツ2部シャルケから上月壮一郎を期限付きで獲得したポーランド1部グルニク・サブジェ。
上月がシーズン後半戦で袖を通す今季のユニフォームをご紹介したい。キットサプライヤーは2023-24モデルからアメリカのスポーツブランドCapelliが担当している。
Górnik Zabrze 2023-24 Capelli Home
グルニク・サブジェ 2023-24 Capelli ホーム ユニフォーム
ホームユニフォームはクラブカラーのホワイトを基調としたデザイン。グルニクは伝統的にこの色をホームに使い続けている。
シャツ全体に菱形のグラフィックがびっしりと詰め込まれているが、よく見ると一つ一つがクラブ創設年の“1948”で形作られているのがわかる。
Górnik Zabrze 2023-24 Capelli Away
グルニク・サブジェ 2023-24 Capelli アウェイ ユニフォーム
アウェイユニフォームもクラブカラーの一つであるレッドを伝統的に使い続けている。
今季は左右の斜めストライプを組み合せたようなデザインで、この画像でははっきりとは見えないが下部にはエンブレムにデザインされている文字「G」と、交差する2本のハンマーを描く。
ホームタウンのサブジェは鉱工業で栄えた街で、グルニクという言葉も鉱山労働者の「鉱員」を意味する。2本のハンマーはそんな街の象徴だ。
Górnik Zabrze 2023-24 Capelli Third
グルニク・サブジェ 2023-24 Capelli サード ユニフォーム
サードユニフォームもクラブカラーのブルーを基調色にデザインを採用。グルニクのクラブカラーはホワイト、レッド、ブルーで、エンブレムもその3色で構成している。
グラフィックは非常に細かいもので、エンブレム、2本のハンマー、そしてこれまでの獲得トロフィーを描いたもの。最近ではタイトルから遠のいているが、グルニクは1部リーグ優勝14回を誇る古豪クラブ。そのうち1960年代から80年代にかけて12回のリーグ制覇を成し遂げている。
3シーズン続いたhummelとの契約終了が決まり、2023年4月にクラブはCapelliとの新たなパートナーシップ締結を発表。その場にはCapelliの社長やクラブの会長とともに元ヴィッセル神戸のルーカス・ポドルスキも出席しており、クラブでの存在の大きさをうかがわせる。
相思相愛!90年代以前から「ユニサプライヤーが不変」の5チーム
新加入の上月にとって、日本を知るポドルスキの存在は心強いかもしれない。
なお、ポドルスキの生まれ故郷グリヴィツェとクラブのホームタウンであるサブジェは隣同士。ポドルスキにとってグルニクは“ほぼ故郷”のチームだ。
2023-24シーズンのユニフォームはクラブの公式オンラインストアで販売中。海外発送も可能となっている。
現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしいユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」