オーストラリアオリンピック委員会(AOC)と、同国の五輪オフィシャルサプライヤーを務めるAsicsは8日、サッカーオーストラリア女子代表がパリ五輪で着用するユニフォームを発表した。

オーストラリアサッカー連盟が組織する代表チームはNikeのユニフォームを使用しているが、五輪では日本の老舗ブランドAsics製を使用。なお、サッカーは女子のみ出場となる。

Australia 2024 Olympic Asics Home

オーストラリア女子代表 2024パリ五輪 Asics ホーム ユニフォーム

パリ五輪で女子代表が着用するユニフォームは、ホーム・アウェイのどちらも共通のグラフィックを使用。

ホームはナショナルカラーのゴールドを基調にグリーンを組み合せたデザインで、通常のサッカー代表チームと同じ配色となる。

今回のデザインは主に4つのポイントがある。

前面を覆う横向きの矢印柄は、邪気を払う縁起の良い模様とされる日本古来の「矢絣(やがすり)」を採用。それに対して垂直方向にデザインした胸部中央の山型グラフィックは、頂上(CHOJO)を意味するAsicsの「CJ LINE(シージェーライン)」をデザインする。

肩から袖にかけては、元五輪ボクシング選手でアボリジニ・アーティストのポール・フレミングによる先住民アートワーク“Walking Together”が飾る。

Australia 2024 Olympic Asics Away

オーストラリア女子代表 2024パリ五輪 Asics アウェイ ユニフォーム

アウェイユニフォームは、ホワイトを基調にグリーンを組み合せたデザイン。袖の先住民アートワークは薄っすらとしたイエローで彩る。

背面腰部分には、オーストラリア先住民族アーティストのデヴィッド・ボースンによる“Ngalmun Danalaig(私たちの生き方)”と題されたアートワークを施している。

今回のユニフォームは、日本古来の矢絣模様とオーストラリア先住民アートの融合という、非常に興味深いデザインだ。

実は日本の「アシックス」と契約していた欧州の6チーム

サッカーユニフォーム以外にも公式サプライヤーのAsicsオーストラリアでは、五輪代表チームが着用する関連ウェアの販売を開始。パリ五輪商戦が本格的にスタートしたようだ。

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