不屈の男が帰ってきた。
14日に発表された最新の日本代表で、37歳のDF長友佑都(FC東京)が2022年カタールワールドカップ以来となる復帰を果たした。
4大会連続でワールドカップに出場し日本中に「ブラボー!」旋風を巻き起こした長友だが、大会後は世代交代もあり選ばれず。その間、日本代表は破竹の連勝を重ね、アジアカップにも優勝候補の最有力候補として参戦した。
だが日本代表はアジアカップ準々決勝でイランに逆転負けを喫して敗退。若手主体だったチームの一度狂った歯車は最後まで戻らなかった。
それ以来の試合となる2026年ワールドカップのアジア二次予選。今回ホーム&アウェイで対戦する北朝鮮にはこれまで苦戦してきた歴史があり、特に平壌で開催されるアウェイ戦は厳しい展開が予想される。
そうした経緯もあり、森保一監督は国際経験豊富な大ベテランに再び救いを求めた形だ。
復帰が決まった長友は、FC東京の公式サイトに以下のようにコメントしている。
「今回日本代表に選出していただき光栄です。常に僕の憧れであり、誇りである日本代表でふたたび戦うことができる喜びと、厳しい戦いが待っている危機感があります。これまで東京でやってきたことが間違っていなかったことを証明するために全力で戦います。応援よろしくお願いします」
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さらに長友は自身のX(旧Twitter)とInstagramに「意志あるところに道あり」と綴り、代表復帰の喜びを表現している。
世界でも数選手しかいない5大会連続のワールドカップ出場へー。37歳の歩みはまだ止まらない。