田中碧と内野貴史が所属するドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフとキットサプライヤーのadidasは27日、今シーズンの特別ユニフォームを発表した。4月開催の“無料ホームゲーム”で着用予定となっている。
Fortuna Düsseldorf 2023-24 adidas "Altstadt" Edition
フォルトゥナ・デュッセルドルフ 2023-24 adidas “Altstadt” ユニフォーム
フォース(4th)モデルに位置付けされるであろう今回発表された特別ユニフォームは、ブラックとグレーでホームタウンのデュッセルドルフ市にある旧市街(Altstadt/アルトシュタット)をデザイン。石畳の路地が特徴的な活気あふれるエリアだ。
デザインにはその石畳を描き、エンブレムをマンホールの蓋に見立てて配置。ネオンサインをイメージした各部文字やマークも印象的で、クラブの旧市街への愛を表現したデザインとなっている。
ネオンサインに関しては、旧市街の夜を彩るパブやバーによる“ナイトライフ”に触発されたもの。エンブレムとネームナンバーには光る素材が使われているという。
このユニフォームのデザインは、夜の旧市街や薄暗いバーの店内に光り輝くネオンサインというコンセプトのようだ。
また、スポンサー2社もこのコンセプトに協力する形で、胸の「TARGOBANK」と袖の「METRO」はブラックとグレーで目立たないようにデザインされている。
今回のビジュアルも、そんなデザインのコンセプトを表現したものに。
なお、このユニフォーム1枚につき売上から5ユーロ(およそ818円)が、デュッセルドルフの旧市街で行われる炊き出しに寄付される。シャツスポンサーの2社がデザイン面で協力的であったのも、この社会貢献活動に対しての賛同からだろう。
美しくも威圧的な「漆黒のユニフォーム」を着た5つの代表チーム
旧市街をデザインした特別ユニフォームは、クラブの公式オンラインストアで販売中。ユニフォーム以外にもマグカップやキーリングなどの雑貨類が同時発売となった。
選手は4月7日にホームで行われるドイツ2部第28節アイントラハト・ブラウンシュヴァイク戦で、この特別ユニフォームを着用予定。1部昇格に向けて重要なこの一戦は、今季3回目の入場無料試合として実施される。
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