昨季限りで現役を引退した小野伸二氏。オランダの名門フェイエノールトでも人気だった彼は、4月7日にデ・カイプで行われるフェイエノールト対アヤックス戦にゲストとして招待される。
そのフェイエノールトでは小野氏の後に宮市亮がプレーし、現在は上田綺世が所属中だ。
『de Volkskrant』によれば、フェイエノールトのサポーターでハルデルベルク市の議員でもあるトーマス・メリッセ氏は、「彼(小野氏)はいまでも人気だし、その後も日本人の宮市がフェイエノールトでいいプレーを見せた。上田はその恩恵を受けている」と述べているそう。
小野氏と宮市が活躍したことでフェイエでは日本人へのポジティブなイメージが定着しているようだ。
2001年にフェイエノールトに加入した小野氏は当初、言語の壁があったためにグループからやや疎外されていたとか。ただ、冬の合宿で酒を酌み交わしながら打ち解けたことで、冗談好きなキャラクターだと分かってもらえたそう。また、オランダ語と英語もすぐに習得したとのこと。
なお、メリッセ氏はフェイエノールトで歌われている上田のチャントを作った人物でもあるという。