今シーズン限りでユルゲン・クロップ監督が退任することが決まったリヴァプール。その新指揮官が誰になるのか注目を集めている。
当初はクラブのOBでもあるシャビ・アロンソが有力だと言われていたが、彼は現在率いているレヴァークーゼンに残ることをすでに表明しており、その可能性は消えている。
そして先日はメディアで「リヴァプールとルーベン・アモリン監督が口頭で合意に達した」と報じられ、大きな話題になった。
ルーベン・アモリン監督は現在守田英正が所属しているスポルティングCPを率いているポルトガル人指揮官で、欧州で注目されている若手コーチである。
ただ、『EUROSPORT』によれば、ルーベン・アモリン監督は11日に行なわれた記者会見で以下のように話し、リヴァプールとは合意どころか会談すらないと明かしたという。
「自分の将来について話すのはこれで最後にしたい。
リヴァプールとの面談はなかった。ましてや合意に達したというわけではない。ここで今我々の全員が望んでいるのはスポルティングCPでチャンピオンになることであり、それは何も変わらない。
もう一度言うが、私はスポルティングCPの監督だ。どこのクラブとも面談はしていない。どこのクラブとも合意はしていない。
だから私はいつものように自分のクラブを守ることだけに集中している。他に言うことはなにもない。したがって、この問題は全て解決だ」
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スポルティングCPは現在ポルトガルリーグで首位に立っており、2位のベンフィカに4ポイント差をつけている状況だ。12日に行なわれるジウ・ヴィセンテ戦で勝利すればさらに優勝が近づく。
アモリン監督はまずリーグ優勝という目標を達成することだけに集中しているとし、リヴァプールや去就の話については語らないとシャットダウンしたようだ。