レヴァークーゼンは15日のブンデスリーガ第29節ブレーメン戦に5-0で勝利し、無敗のまま悲願の初優勝を遂げた。
10番を背負うドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツは途中出場からハットトリックの大暴れを見せ、シャビ・アロンソ監督も「彼はとても特別な選手、スペシャルなキャラクターでみんなから愛されているよ」と誉めちぎっていた。
そうしたなか、かつてブンデスリーガでもプレーした元北朝鮮代表FWチョン・テセ氏は、『ABEMAスポーツタイム』で彼のすごさをこう解説していた。
「彼を見て思うのは、ボックス(ペナルティエリア)のなかで散歩する選手っていう印象。
ボックスのなかは相手の守備が必死で、絶対にやらせてはいけない。ちょっとでもスピード(スペース?)を与えたら、シュートを打ててしまうから。
なのに、そのなかで彼はスッーと何の焦りもなく、力みもなく、スルスルスルーと。はい、かわします、シュートフェイントです、はい、シュートでゴール!みたいな。他の人は絶対にできないのを(やる)。
さっきの大谷翔平選手もそうなんですけど、難しいことを簡単にやる。彼もすごく難しいはずのエリアで散歩をするかのように優雅にドリブルをしてシュートを決める。それでまだ弱冠20歳!末恐ろしい…」
一番タイトなボックス内で優雅にプレーする様は、まるで散歩をしているかのようだとか。
難しいことを簡単にやるという点でMLBロサンゼルス・ドジャースの大谷選手と似ているとのこと(番組前半で元MLB選手の川﨑宗則さんが大谷選手のプレー解説をしていた)。
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なお、ヴィルツ本人は「言葉にできない。夢が叶った。まだ実感がないよ。自分たちが成し遂げたことを理解するには、少し時間が必要さ。ファンとのパーティーも、ロッカールームでのパーティーも素晴らしかった。こんなシーズンは想像できない」と喜びを口にしている。