今シーズンはイタリア・セリエAのラツィオに所属している鎌田大地。アイントラハト・フランクフルトを退団したあとなかなかクラブが見つからなかったが、昨年8月にフリーエージェントで加入した。
しかしながらそれからなかなかマウリツィオ・サッリ前監督の信頼を受けることができず、出場機会が徐々に減少する苦しいシーズンを過ごしてきた。
先日はサッリ前監督が退任してイゴール・トゥドールが新指揮官に就任するという大きな変化があり、鎌田大地のプレー時間は急激に増加しているが、まだ来年の去就については不透明なままだ。
鎌田大地とラツィオの間で結ばれた契約は1年のみとなっているものの、2027年夏までそれを延長できるオプションが付随しているといわれていた。
そして今回ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノが伝えたところによれば、それを行使するための条件がなかなか珍しいものになっているという。
契約を更新するための条件は、なんと「鎌田大地が100ユーロ(およそ1万6000円)をラツィオに支払うこと」であるとのこと。
鎌田大地が5月末までにラツィオでプレーしたいという意思を示し、さらにその額を支払うことができれば、自動的に契約が更新されることになるそうだ。
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さもなければ6月30日をもってラツィオとの契約は終了し、鎌田大地はフリーエージェントで退団することになる。
イゴール・トゥドール監督の下では徐々に状況が良くなっている鎌田大地。100ユーロの支払いは彼にとって全く問題になるものではない。あと1ヶ月あまりでどのような選択を下すのか注目される。